台所回りは年々経年劣化をしてくと汚れが付きやすくなるものです、油とホコリが混ざった状態で茶黒く固まる油汚れはなかなか落ちず、掃除の際にも手ごわい難敵の一つになります。そんな油汚れを簡単に落とす裏ワザをご紹介します。(※壁などの素材によっては、必ずしも落ちない場合もありますのでご了承ください)
油汚れはまず重曹と洗剤で浮かせるのがポイント
沢山のホコリや油で粘着性のある感じに汚れたレンジ周りや換気扇などは、水とぞうきんだけでは汚れが落ちません。天井部などの日ごろ手が届かない場所の作業となり、力も入りにくく時間がかかったりすることが多いでしょう。効率よく汚れを落とすためにもまず最初にキッチンペーパーに食器用洗剤と重曹をしみ込ませてください。それを汚れの箇所に貼り付けていきます。油汚れはじっくりと時間をかけるのがポイントで数十分おいてから掃除をするようにしてください。キッチンペーパーを張り付けることにより、油汚れが柔らかくなり簡単にこすり落とすことができるようになります。数千円をかけて専用の掃除道具をそろえる必要はありません。身の回りにあるもので、十分きれいにすることができます。キッチンペーパーがもったいないと感じる方は不要な新聞紙やティッシュペーパーでも代用は可能です。
①キッチンペーパーに洗剤と重曹を合わせてしみ込ませる
②汚れている箇所にキッチンペーパーを張り付けていく
③10分ほどおいて油汚れを浮きだたせる
④汚れをこすり落としていく
⑤温かいお湯とキッチンペーパーをなどで落としてください
⑥それでも落ちない場合には歯ブラシなどを使って磨いていく
⑦この際に電動歯ブラシを使うと便利です
※その他の箇所は上記の方法に合わせて、マジックリンなどの市販薬を使えば簡単に落ちていくでしょう。
天井など落ちてくる箇所は養生テープを使う
天井などの油汚れは落とす際に、液体が落ちて顔にかかったり床が汚れたりする可能性があります。その際にはビニール袋や養生テープを組み合わせてキッチンペーパーを張り付けると良いです。養生テープであれば貼り付けた後も簡単に剥がすことができますし、そのままゴミとして捨てることができます。